【外国為替市場について】
第1問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. 外国為替市場は、証券取引所のような具体的な場所があるわけではなく、世界各国のあらゆる場所で売り手と買い手が取引を行う、目には見えないネットワーク上の市場です。
イ. 外国為替市場には、銀行間の取引が行われるインターバンク市場と、銀行と顧客の間で取引が行われる対顧客市場があり、通常「外国為替市場」というと、対顧客市場のことをさしています。
ウ. 日本銀行では、「東京市場でどのくらい為替が変動したか」という情報を提供するため、取引市場を便宜上9時~15時と定め、1日の始値・終値・高値・安値を毎日発表しています。
答え…アイ. 外国為替市場には、銀行間の取引が行われるインターバンク市場と、銀行と顧客の間で取引が行われる対顧客市場があり、通常「外国為替市場」というと、インターバンク市場のことをさしています。
ウ. 日本銀行では、「東京市場でどのくらい為替が変動したか」という情報を提供するため、取引市場を便宜上9時~17時と定め、1日の始値・終値・高値・安値を毎日発表しています。
【外貨と世界の通貨流通量について】
第2問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. 世界の通貨流通量のうち、全体の4割以上を米ドルが占めています。このような国際通貨の中でも中心的な役割を果たしている通貨を「基本通貨」といいます。
イ. 国際的な貿易取引に使用される(信用力のある)通貨は、アメリカの米ドルや日本の円などに限定されています。
ウ. 信用力が高く市場規模のある国際的な主要通貨には、アメリカの米ドルやEU諸国のユーロ、日本の円、イギリスの英ポンドの他、オーストラリアの豪ドル、カナダのカナダドルなどがあります。
答え…ウア. 世界の通貨流通量のうち、全体の4割以上を米ドルが占めています。このような国際通貨の中でも中心的な役割を果たしている通貨を「基軸通貨」といいます。
イ. 国際的な貿易取引に使用される(信用力のある)通貨は、アメリカの米ドルやEU諸国のユーロなどに限定されています。
【為替レートについて】
第3問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. TTS(Telegraphic Transfer Selling Rate…対顧客電信売相場)とは、お客さまからみて、銀行に外貨を売る為替レートのことをいいます。
イ. TTB(Telegraphic Transfer Buying Rate…対顧客電信買相場)とは、お客さまからみて、銀行から外貨を買う為替レートのことをいいます。
ウ. TTM(Telegraphic Transfer Middle Rate…対顧客電信仲値相場)とは、手数料を加味しない為替レートのことをいいます。
答え…ウア. TTS(Telegraphic Transfer Selling Rate…対顧客電信売相場)とは、銀行からみて、お客さまに外貨を売る為替レートのことをいいます。
イ. TTB(Telegraphic Transfer Buying Rate…対顧客電信買相場)とは、銀行からみて、お客さまから外貨を買う為替レートのことをいいます。
【円高と円安について】
第4問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. 1米ドル=100円だった為替レートが、1米ドル=80円になった場合は「円高」。逆に1米ドル=120円になった場合は「円安」方向に動いたことになります。
イ. 円高とは、過去のある時点と比較して、日本円の価値が他通貨よりも高くなることをいい、一定額の外貨でより多くの円と交換できるようになります。
ウ. 円安とは、過去のある時点と比較して、日本円の価値が他通貨よりも低くなることをいい、一定額の外貨で交換できる円の額が少なくなります。
答え…アイ. 円高とは、過去のある時点と比較して、日本円の価値が他通貨よりも高くなることをいい、一定額の円でより多くの他通貨と交換できるようになります。
ウ. 円安とは、過去のある時点と比較して、日本円の価値が他通貨よりも低くなることをいい、一定額の円で交換できる他通貨の額が少なくなります。
【円高と円安による影響(傾向)について】
第5問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. 円高になると、外国製品を高く買うことになり、食品や日用品などの物価も上昇します。
イ. 円高になると、外貨建金融商品の収益が増加傾向になります。
ウ. 円高になると、原材料から製品までの輸入品の価格が低下し、輸入企業が増益基調になります。
答え…ウア. 円高になると、外国製品を安く買うことができるため、食品や日用品などの物価が下がります。
イ. 円高になると、外貨建金融商品の収益が減少傾向になります。
【円高と円安による影響(傾向)について】
第6問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. 円安になると、原油価格が下がり、ガソリン・灯油・電気・ガス代が全体的に下がります。
イ. 円安になると、輸出企業の売上が増加し、生産増加にともなって雇用環境の改善が期待できます。
ウ. 円安になると、インフレリスクは低くなります。
答え…イア. 円安になると、原油価格が上がり、ガソリン・灯油・電気・ガス代が全体的に上がります。
ウ. 円安になると、インフレリスクが高まります。
【為替相場の変動要因について】
第7問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. 輸入と輸出のバランスにおいて日本の貿易収支が黒字基調の場合は、円に対する需要が高まり、円高になる傾向があります。
イ. 国の経済状況を示す基礎的な条件を「ファンダメンタルズ」といい、「ファンダメンタルズ」は通貨の需要と供給のバランスに影響して、短期的な為替の変動要因となります。
ウ. 国内景気がよくなると、日本企業の株価が上昇するという期待が高まります。一方、国内景気が後退すると投資対象としての割安感が増し、日本円の需要が上昇して円高になる傾向があります。
答え…アイ. 国の経済状況を示す基礎的な条件を「ファンダメンタルズ」といい、「ファンダメンタルズ」は通貨の需要と供給のバランスに影響して、長期的な為替の変動要因となります。
ウ. 国内景気がよくなると、日本企業の株価が上昇するという期待が高まります。一方、国内景気が後退すると投資対象としての魅力が低下し、日本円の需要が低下して円安になる傾向があります。
【為替相場の変動要因について】
第8問 次の文章のうち、正しいものを1つ選んでください。ア. 一般的に、物価が上昇すると円高が進みやすくなり、物価が下落すると円安が進みやすくなります。
イ. 「2国間の為替レートは、各国通貨の購買力が等しくなるように決定される」という考え方が「購買力平均説」です。
ウ. 日本の金利に比べて外国の金利が高くなると、日本の金融商品から外国の金融商品へ資金がシフトし、日本円が売られるため円安になる傾向があります。
答え…ウア. 一般的に、物価が上昇すると円安が進みやすくなり、物価が下落すると円高が進みやすくなります。
イ. 「2国間の為替レートは、各国通貨の購買力が等しくなるように決定される」という考え方が「購買力平価説」です。
【為替リスクについて】
第9問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 為替リスクとは、為替相場の変動によって、保有する外貨建資産を円に換算した額が変化して、損失や利益が生じる不確実性のことをいいます。
イ. 円から米ドルに両替し、米ドルのまましばらく保有した後に円に戻す場合、為替相場が変動するとプラス(為替差損)が出ることもマイナス(為替差益)が出ることもあります。
ウ. 外貨建生命保険の場合、お客さまが保険料を払い込むときよりも、保険金や解約返戻金を受け取るときに円高になっていると、円に換算した払込保険料の総額を下回る可能性もあります。
答え…イ円から米ドルに両替し、米ドルのまましばらく保有した後に円に戻す場合、為替相場が変動するとプラス(為替差益)が出ることもマイナス(為替差損)が出ることもあります。
【外貨に関する基礎知識について】
第10問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 為替相場は「ファンダメンタルズ」の他、各国の政治、経済状況や地政学リスク(戦争や紛争)などによっても影響を受けます。
イ. 取引量が最も多い米ドルを基準とし、各通貨の対米ドルレートを組み合わせて為替レートを決定する。この為替レートを「クロスレート」といいます。
ウ. 外貨建金融商品の取引で用いる「為替レート」は、オープン市場で取引されている相場を基準に定められます。
答え…ウ外貨建金融商品の取引で用いる「為替レート」は、インターバンク市場で取引されている相場を基準に定められます。
【日本国債と外国国債の金利差について】
第11問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 日本の長期金利が低水準で推移しているのに対し、海外には比較的高い金利が維持されている国もあります。このような内外金利差に着目して開発されたのが、外貨建生命保険です。
イ. 外貨建生命保険は、円建ての生命保険よりも予定利率を高く設定することができるため、その分、返戻率等は低くなります。
ウ. 外貨建生命保険の主要通貨は、米ドルや豪ドル、ユーロで、保険料や保険金・解約返戻金が外貨建てで設計されています。
答え…イ外貨建生命保険は、円建ての生命保険よりも予定利率を高く設定することができるため、その分、返戻率等も高くなります。
【日本の経済環境について】
第12問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 2016年(平成28年)1月、日本銀行(日銀)は、景気刺激を目的としてマイナス金利政策を導入し、あわせて、銀行等が保有している日本国債を大量に買い上げました。その結果、日本国債の購入代金である円が日本国内に出回るようになりました。
イ. 通貨(円)の供給量を増やしつつ金利を下げ、企業や個人が銀行等からお金を借りやすくする環境を整えて景気を刺激しようとするのが金融緩和政策です。
ウ. 日本の長期金利は、最も直近に発行された1年物国債の利率が指標となっています。
答え…ウ日本の長期金利は、最も直近に発行された10年物国債の利率が指標となっています。
【外貨建生命保険発売の背景について】
第13問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 日本国債の利回りが下がったことで、保険料計算に使用する生命保険商品の予定利率も下げざるをえなくなり、その結果、多くの保険商品の返戻率等が低下することとなりました。
イ. 生命保険会社は、保険金などの支払いに備えて積み立てているお金(主に責任準備金)を運用することで、予定利率等に見合った収益を確保しています。
ウ. 外貨建生命保険は、円建ての生命保険よりも予定死亡率を高く設定することができるため、その分、返戻率等も高くなります。
答え…ウ外貨建生命保険は、円建ての生命保険よりも予定利率を高く設定することができるため、その分、返戻率等も高くなります。
【外貨建生命保険のコンプライアンスについて】
第14問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 外貨建生命保険には、為替リスクや市場リスクがあり、これらのリスクは保険契約者や受取人が負うことになっています。これを「自己責任の原則」といいます。
イ. 契約締結時交付書面とは、契約が成立した時点で、改めて法律で定める事項(保険会社名・契約年月日など)を記載した書面であり、必ずお客さまに交付することが求められており、「保険証券」が該当します。
ウ. 特定保険契約の募集にあたっては、保険契約の契約条項のうち重要な事項について、お客さまが契約内容を理解するのに十分な時間を確保できるよう、「契約締結後交付書面(契約概要/注意喚起情報)」を交付し、お客さまの属性に照らして、そのお客さまに理解していただくために必要な方法・程度によって説明を行うことが必要です。
答え…ウ特定保険契約の募集にあたっては、保険契約の契約条項のうち重要な事項について、お客さまが契約内容を理解するのに十分な時間を確保できるよう、「契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)」を交付し、お客さまの属性に照らして、そのお客さまに理解していただくために必要な方法・程度によって説明を行うことが必要です。
【外貨建生命保険を募集する際の留意事項について】
第15問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 解約返戻金から控除される諸費用についてご理解いただけないまま契約に至ることのないよう、注意喚起情報などを使用し、ご納得いただけるまで説明することが必要です。
イ. 外貨建生命保険をお客さまにご提案する際には、直近の金利情勢を踏まえた説明が必要です。日本国債の利回りに比べて外国債の利回りが高い等の説明をお客さまにする場合は、内外金利差の情勢等、お客さまに誤認を招かないよう、十分に説明をする必要があります。
ウ. 満期保険金が外貨ベースで保証されている商品では、契約当時のレートで換算した円ベースの金額が保証されていることをきちんと説明します。
答え…ウ満期保険金が外貨ベースで保証されている商品では、契約当時のレートで換算した円ベースの金額が保証されていると誤解されないよう説明します。
【高齢のお客さまへの対応について】
第16問 次の文章のうち、誤っているものを1つ選んでください。ア. 高齢のお客さまに保険募集を行う際、2人以上の募集人による訪問等のうえ、商品内容の説明等を行います。なお、1人が説明等を行っている間、他の募集人が高齢のお客さまの言動や態度を観察し、商品内容の理解度を確認する等の丁寧な対応が望ましいといえます。
イ. 高齢のお客さまへの対応として、保険募集時に親族等に同席いただき、商品内容の説明等を実施し、ご契約いただいた後、同席いただいていない親族の方にも伝えていただくようにするなどの対応が考えられます。
ウ. 高齢のお客さまに対して、商品内容等についてお客さま自身の意向に沿った内容であるかを十分検討していただくため、説明から契約締結までを1回で済ませることが望ましいといえます。
答え…ウ高齢のお客さまに対して、商品内容等についてお客さま自身の意向に沿った内容であるかを十分検討していただくため、契約締結までに複数回の商品理解促進・加入検討機会を設けることが望ましいといえます。
【外貨建生命保険の税金について】
第17問 文中の空欄 [ 17 ] に入る最も適切なものを選んでください。外貨建生命保険の解約返戻金を円で受け取った場合、原則として [ 17 ] として扱われ、所得税の課税対象となります。
~語群~
ア.雑所得/イ.配当所得/ウ.一時所得答え…ウ.一時所得
【外貨建生命保険販売における注意事項について】
第18問 文中の空欄 [ 18 ] に入る最も適切なものを選んでください。お客さま意向を確認し、老後の生活費のための契約であれば、たとえば契約の一部について円建ての個人年金保険をおすすめするなど、[ 18 ] に関する配慮が必要です。
~語群~
ア.リスク排除/イ.リスク集中/ウ.リスク分散答え…ウ.リスク分散
【外貨建生命保険に関する税金について】
第19問 文中の空欄 [ 19 ] に入る最も適切なものを選んでください。外貨建生命保険の保険料は、一般的に円・外貨のどちらでも払い込むことができ、払い込んだ保険料は所得税・住民税における生命保険料控除の対象となります。外貨で払い込んだ場合、払い込んだ日の [ 19 ] で円に換算したうえで、一般の生命保険契約と同様に取り扱います。
~語群~
ア.TTB(対顧客電信買相場)/イ.TTS(対顧客電信売相場)/ウ.TTM(対顧客電信仲値相場)答え…ウ.TTM(対顧客電信仲値相場)
【外貨建保険販売資格試験について】
第20問 文中の空欄 [ 20 ] に入る最も適切なものを選んでください。外貨建生命保険の販売に携わる人には、外貨建生命保険の特徴や仕組みはもとより、金融面や経済情勢などの国際的な視点や、苦情事例に関するより深い知識が必要となるため、「外貨建保険販売資格試験」が設けられており、一定の要件を満たす生命保険募集人が「外貨建保険販売資格試験」に合格し、[ 20 ] に登録されることになります。
~語群~
ア.各保険会社/イ.金融庁/ウ.生命保険協会答え…ウ.生命保険協会
【為替リスクの影響について】
第(21~25)問 文中の空欄 [ 21 ] ~ [ 25 ] に入る最も適切なものを選んでください。為替リスクにより、お客さまに損失が発生する場合の例としては、以下のようなものがあげられます。
・[ 21 ]の変動により、保険金や解約返戻金などを円に換算した金額が、当初に想定した金額を[ 22 ]場合があること
・保険料を[ 23 ]した契約を解約した場合、返還される未経過保険料を円に換算した金額が、当初に想定した金額を下回る場合があること
・[ 24 ]を付加せずにクーリング・オフを行った場合、[ 25 ]で返還された既払込保険料を円に換算した金額が、当初に想定した金額を下回る場合があること
~語群~
ア.円入金特約/イ.集団扱特約/ウ.株式相場/エ.為替相場/オ.一時払/カ.前納/キ.外貨/ク.円/ケ.上回る/コ.下回る答え…
[21]→エ.為替相場
[22]→コ.下回る
[23]→カ.前納
[24]→ア.円入金特約
[25]→キ.外貨
【クーリング・オフについて】
第(26~30)問 文中の空欄 [ 26 ] ~ [ 30 ] に入る最も適切なものを選んでください。外貨建生命保険は、クーリング・オフ制度の対象となります。[ 26 ]の規定により、契約の申込日または注意喚起情報を受け取った日のいずれか遅い日から含めて[ 27 ]以内であれば、書面による申し出により、契約の申込みの撤回または解除をすることができます。
クーリング・オフの申し出をした場合の返還金は、保険会社に保険料として払い込んだ通貨で支払われます。なお、申し出までの期間を[ 28 ]で延長している生命保険会社もあり、この場合は[ 28 ]で定めた日数となります。
[ 29 ]を付加しない場合、保険料は外貨で返金されるため、為替変動や外貨を円に両替する際の手数料などにより、返還された保険料を両替した金額が、保険料を払い込む際に外貨に両替した円貨額を下回る[ 30 ]。
~語群~
ア.ことがあります/イ.ことがありません/ウ.金融商品取引法/エ.8日/オ.約款/カ.口座振替特約/キ.保険業法/ク.定款/ケ.15日/コ.円入金特約答え…
[26]→キ.保険業法
[27]→エ.8日
[28]→オ.約款
[29]→コ.円入金特約
[30]→ア.ことがあります
【外貨建生命保険の税金について】
第31問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。満期保険金を外貨で受け取った場合は、所得税・住民税では、原則として満期日のTTBを円換算時の為替レートとして使用します。
答え…「誤」満期保険金を外貨で受け取った場合は、所得税・住民税では、原則として満期日のTTMを円換算時の為替レートとして使用します。
【外貨建生命保険の税金について】
第32問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。年金を外貨で受け取った場合は、所得税・住民税では、原則として年金受取時のTTMを円換算時の為替レートとして使用し、贈与税では、原則として年金受給権発生時のTTBを円換算時の為替レートとして使用します。
答え…「正」
【外貨建生命保険の税金について】
第33問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。死亡保険金を外貨で受け取った場合は、所得税・住民税では、原則として被保険者が死亡した日のTTMを円換算時の為替レートとして使用し、贈与税・相続税では、原則として被保険者が死亡した日のTTBを円換算時の為替レートとして使用します。
答え…「正」
【外貨建生命保険の税金について】
第34問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。死亡保険金を分割(年金)で受け取ったとき、その後、毎年の受取時の場合、年金原資を一時払保険料と考え、個人年金保険と同様に雑所得として、所得税・住民税が課税されます。
答え…「正」
【株式投資について】
第35問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。株式投資では、株式会社が発行する株式を購入して株主となり、配当を受け取ったり(キャピタル・ゲイン)、買った値段よりも高く売って売却益を得たり(インカム・ゲイン)します。
答え…「誤」株式投資では、株式会社が発行する株式を購入して株主となり、配当を受け取ったり(インカム・ゲイン)、買った値段よりも高く売って売却益を得たり(キャピタル・ゲイン)します。
【投資を行う際のポイントについて】
第36問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。投資においては短期間で大きなリターンを狙って金融商品を利用することは、一般的には困難です。
答え…「正」
【投資信託の特徴について】
第37問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。投資信託は、投資対象の組み合わせによって、安全性や収益性はさまざまです。一般に、株式中心だとリスク・リターンは高くなり、債券中心だと低くなります。
答え…「正」
【債券の特徴について】
第38問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。債券は、償還までに売却して換金することもできますが、売却金額は元本が保証されているので安心です。
答え…「誤」債券は、償還までに売却して換金することもできますが、売却金額は市場価格となり、元本が保証されているわけではありません。
【募集上の禁止事項・留意事項等について】
第39問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。高齢のお客さまは、転居等や、体調面の変化に伴う長期の入院・施設への入居等により、連絡不能・通知物未着となる場合があります。このような場合、プライバシーの重視のため、お客さまからの申し出を待ち、特別なフォロー等は行いません。
答え…「誤」高齢のお客さまは、転居等や、体調面の変化に伴う長期の入院・施設への入居等により、連絡不能・通知物未着となる場合があります。このような手続不能状態や、それに伴う手続きの長期化を防止するため、定期的な訪問により、転居等の情報を入手するなどのフォローが必要です。
【外貨建生命保険のコンプライアンスについて】
第40問 次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。生命保険にご加入いただくにあたっては「死亡保障」「相続対策」「教育資金の積み立て」「老後の生活資金」といった加入目的を確認する必要があります。外貨建生命保険を提案する際にも、これらの他、「一定のリスクを許容し年金を確保したい」「通貨分散」などの意向を確認します。
答え…「正」